2011年7月30日土曜日

思い出してしまう。

どこかに、映画館だらけの、町があって、そこに住む、もう一人の自分が、私に対して、暗闇の、映画館の椅子から、精神攻撃をしかけているのだろうか。無意識の領域に、働きかける、映画という、異界の生物が、どこかに、たしかに、いる。だから、映画劇場は、風邪で休んだ、平日の午前中だったり。浪人中の下宿の近所だったり、不意の日常が、よく似合う。昨日までなかった、古びた名画座が、歩きなれた、曲がり角に、不意に、現れる。そんな、不思議の国のサーカスのようなもの。ぶらり、立ち寄った、見知らぬ町の、ブックオフの片隅に、忘れられたように、さっきまで、存在した、幻想の本棚。それが、フェイスブック選書。

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